【お知らせ】新しい「タイル方式」を無効にし、従来の「ダウンロード方式」に戻せる設定オプションをバージョン8.2.3で追加しました。詳しくはこちら
TOKYO STUDIOが運営しているスマートフォンアプリ「乗換路線図」では現在、アジア、ヨーロッパ、北米にわたる11の国・地域の鉄道路線図をご利用いただいております。そのうち日本の路線図につきまして、2024年11月8日(金)から新たな表示方式「タイル方式(v2)」に対応いたします。
路線図リニューアルの背景
本アプリは2015年1月に提供を開始し、当初はエリアごとに用意された大きな一枚絵の画像を端末にダウンロードしてから閲覧する「ダウンロード方式」を採用していました。画像サイズに制約がある中、多くの路線が張り巡らされている都心部の面積配分を意図的に大きくするなど見やすさ確保の工夫をこらしていました。その「デフォルメ」されたデザインは特徴の一つとして親しまれてきましたが、地理上の配置や駅間の距離などは実際と大きく異なったものでした。また、利用開始時やエリア切り替えには、大きなサイズの地図画像をダウンロードする必要がありました。
これら使い勝手における弱点を克服するため、小さなタイル状の画像を画面の表示領域に対してリアルタイムで読み込む、事前ダウンロード不要の「タイル方式(v1)」を新たに開発しました。2023年9月以降、香港、マカオ、台湾の路線図を順次対応させ、同一国・地域内ではエリア境界での地図切り替えも不要とするなど、利便性を大きく向上させました。路線図も実際の地形に近いものへと進化しましたが、従来のデザインテイストをできるだけ踏襲したため、路線形状は直線的なままでした。
昨今、スマートフォンの地図アプリを使用する機会が増え、外出先でリアルな地図により現在地や経路を確認するシーンが一般化しています。路線図アプリにも「デフォルメ」ではなく「リアル」さが求められているのではと考え、時代の変化に合わせた大幅アップデートをこのたび敢行しました。
「デフォルメ」から「リアル」へ
アプリ初の「タイル方式(v2)」として今回提供を開始する日本の路線図は、これまでのデザインを大きく方向転換してゼロから描画し直しました。実際の路線形状を忠実に再現したデザインを初めて採用。カーブや並行路線、駅間の距離を正確に把握できるようになりました。現地で案内されているラインカラーや路線記号の再現など、定評のある見やすさについてはさらに磨きをかけています。
特に都心部においては、複雑な見た目にならないよう縮尺に応じた表示内容とし、地図を拡大するとすべての路線と駅を表示させることができます。もちろん、事前ダウンロードやエリア切り替えの煩わしさを解消するタイル方式の利点を活かし、より快適にご利用いただけます。
今後は「タイル方式(v2)」への対応国・地域を順次拡大させ、同じ利便性で世界の鉄道旅行をサポートできる体制を整えます。また、各種機能の改善を行い、普段の移動のお供として快適に利用できる路線図アプリへとさらに進化させます。
まもなく10周年を迎えるアプリ「乗換路線図」、今後の展開にどうぞご期待ください。


インストール


対応バージョン
「タイル方式(v2)」のご利用には、アプリ「乗換路線図」バージョン8.2.2以上(Android/iOSとも)へのアップデートが必要です。
アプリ「乗換路線図」で路線図を提供している国・地域
アジア
- 日本(v2)
- 韓国
- 台湾(v1)
- 香港(v1)
- マカオ(v1)
- タイ
- マレーシア
- シンガポール
ヨーロッパ
- イギリス
- フランス
北米
- アメリカ合衆国
※(v1)は「タイル方式(v1)」、(v2)は「タイル方式(v2)」、無印は「ダウンロード方式」に対応しています。